「離島甲子園」大会を前に、奄美市選抜チームと龍郷選抜チームが練習試合を行った。１回裏、奄美市選抜の選手が右前適時打を放ち加点した場面
奄美市選抜チーム
龍郷選抜チーム
「両チームの健闘に期待」―。国土交通大臣杯「第13回全国離島交流中学生野球大会」（同実行委員会主催、通称・離島甲子園）は、８月23日から３日間の日程で新潟県佐渡市会場で３年ぶりに開催される。同大会に３年ぶりに出場する奄美市選抜チーム（18人）と龍郷選抜チーム（16人）が大会前に18日、奄美市の名瀬運動公園市民球場で練習試合を行い、互いの健闘を誓い合った。
両チームは午前８時半に市民球場に集合。ランニング、キャッチボール、遠投などで試合に入る準備をした後、午前10時すぎに練習試合を開始した。
事務局によると、同大会には22自治体（佐渡市は２チーム参加）から23チームが参加を予定している。22日に開会セレモニーがあり、組み合わせ（トーナメント表）が発表される。
大会は「離島の中学生同士が野球を通して交流を図ることにより、地元の良さを改めて実感し、郷土愛を深め、将来の島を盛り上げる人材育成を目的とする。また、離島同士の交流促進を図り、地域の活性化を目的とする」としている。２００８年に初開催され、20年、21年は新型コロナウイルス感染症の影響で中止となった。
今回の奄美選抜チームは、市内５校から３年生18人を選抜。龍郷選抜チームは、町内２校から16人を選抜。龍南中３年４人、同２年３人、同１年４人、赤徳中２年２人、同１年３人で構成。女子選手が２人いる。
両チームのメンバーは次の通り。（敬称略）
【奄美市選抜】▽監督 勇智士（名瀬中教諭）▽コーチ 田畑克（赤木名中教諭）
▽選手 大野純之介（朝日）、松村絢心（同）、田畑昴樹（同）、白井塁斗（同）、新保翔生（同）、伊藤快隆（同）、髙野陽太（同）、萩原健斗（同）、島名陽翔（赤木名）＝主将＝、濱田勇人（同）、碇山和尚（同）、池田源建（同）、福田瑛介（同）、與歩夢（同）、肥後歩武（笠利）中勝汰朗（名瀬）、森健成（同）、田中誇生（金久）
【龍郷選抜】▽監督 上養母龍治（龍南中教諭）▽コーチ 朝哲也（外部コーチ）
▽選手 白畑優杏（龍南）、龍萌々香（同）、河波真心（同）、鈴木雅久（赤徳）、里山想（同）、岩崎悠泰（龍南）、清田明日輝（同）、松村玲央（赤徳）、泰江琉翔夢（龍南）、山田隆継（同）＝主将＝、山口大虎（同）、正岡亮（同）、奥琥天（同）、川畑晴寿（赤徳）、近藤地浩（同）、金井直志朗（龍南）