「南の風」を心地よく巻き起こした出演者たち
奄美群島の魅力を名産品でPRするスタッフら
奄美関連のシンガーら出演
【東京】東京都葛飾区立石で奄美関連アーティストによる音楽イベントが、このほど開催された。シマ唄、演歌、ロックまで多彩な出演者らが結集し「南の風」を巻き起こした。暴風雨のなか席を埋めた来場者は、心地よい風を体感していた。
かつしかシンフォニーヒルズ(モーツァルトホール)で、13日に開催されたのは「南の風」(主催・㈱スマド、協力・あまみエフエム・ディ!ウェイヴ、一社奄美群島観光物産協会ほか)。奄美をこよなく愛する、パーカッショニストのスティーヴエトウさんの音頭で実現したもの。
イベントは、徳永ゆうきさんの「出発進行!」の合図でスタート。奄美から駆け付けた前山真吾さんが、「間に合ってよかった」とシマ唄を披露、大きな拍手を浴びていた。我那覇美奈さん、平田輝さんは「コロナ禍に台風。こんな時にも来てくれて」と感謝を表すよう熱唱。ほか、里アンナさん、平田まりなさん、ほこらしゃアッコさんが歌える喜びでステージを飾った。3人組バンド・ノーチラスもサポート。台風8号の暴風雨を忘れさせるよう、ホールに「南の風」を吹かせていた。
歌と司会で大役を果たした徳永さんは「緊張しましたが、出演アーティストの皆さんにも盛り上げていただき助かりました。久しぶりに奄美の音色、シマ唄を聴いて徳永もとても癒やされました」と笑顔で振り返った。ロビーでは関連の名産品も販売され、奄美群島の魅力をアピールしていた。