平瀬マンカイに向け3日間練習

「平瀬マンカイ」開催に向けて3日間練習した秋名、幾里集落住民。29日の最終練習=秋名コミュニティーセンター

2集落住民のみで開催 31日、秋名・幾里

龍郷町の秋名集落(成海博文区長)、幾里集落(隈元信一郎区長)は、8月31日(水)に予定している国の重要無形民俗文化財に指定されている「秋名アラセツ行事」の一つ「平瀬マンカイ」開催に向けて、25日、27日、29日夜に3日間、秋名コミュニティーセンターで踊りや歌の合同練習をした。「平瀬マンカイ」は31日午後4時ごろから2集落住民のみで開催し、観客なしで行われる。

7月22日に「秋名・幾里集落運営委員会」の会合を開き、「秋名アラセツ行事」(ショチョガマ祭り、平瀬マンカイ)開催について協議した。その結果、いまだに収束の状況が見えない新型コロナウイルス感染症防止対策の観点から「ショチョガマ」は、3年連続の中止を決定し、「平瀬マンカイ」は、2集落住民のみで開催することを決めた。

8月29日夜、秋名コミュニティーセンターで「平瀬マンカイ」開催に向けた最終の練習があった。2集落住民、「秋名アラセツ行事保存会」(窪田圭喜会長)メンバーを合わせて約30人が参加。午後8時すぎから9時半ごろまで平瀬マンカイ、八月踊りの練習をした。