『大島高校野球部の軌跡』発刊

 

偉業を記録し、未来への礎に

【鹿児島】大島高校野球部の活躍を記録した単行本『大島高校野球部の軌跡』=写真=がこのほど南方新社から刊行された。著者はスポーツジャーナリストで奄美新聞鹿児島支局長の政純一郎氏。昨秋の鹿児島大会優勝から今春のセンバツ出場、今夏の準優勝までの詳細な軌跡をまとめた1冊が完成した。

この1年間の大島の県大会以上の全公式戦について、本紙紙面で政氏が書いた記事や写真などを再編集した。昨秋の鹿児島大会初優勝、九州大会準優勝、一般選考枠による8年ぶりとなるセンバツ出場、夏準優勝など数々の「偉業」はいかにして成し得たか、克明に述べられている。

その偉業を後世に語り継ぐだけでなく「これからの未来を担う若者たちの礎となる1冊にしたい」と政氏は言う。

定価は1800円(税別)。県下各書店で販売されるほか、本紙の本社、もしくは各販売店でも購入できる。