知名町上城小 児童らが稲刈り

刈り取った稲を束ねる子どもたち=知名町=

地域のお年寄りらと作業に汗流す

 【沖永良部】知名町立上城小学校(松山淳校長)の全校児童18人が7日、小学校近くの水田で稲刈りを体験した。好天の下、地域のお年寄りらと収穫作業に汗を流した。

 同校では、総合的な学習の一環として、校区老人会のメンバーと協力して毎年稲作りを行っている。昨年は、もち米約60㌔を収穫した。

 この日は、老人会のメンバーや保護者ら10人ほどが応援に駆け付けた。

 児童らは、鎌で稲を刈り取ると、お年寄りらに教わりながら、わらを使って束ねていった。

 今年で最後の稲作りとなる6年生の西田龍樹さん(12)は「稲を刈るのも、束ねるのもうまくなった。収穫した米はお餅にしてお腹いっぱい食べたい」と話した。

 11月に餅つき大会を予定している。