「花の島」PR

平英行副支部長(左)と一緒にユリの球根を植え付ける児童ら=知名町=

下平川小でユリ球根植付け
JAあまみ青壮年部知名支部

 【沖永良部】地元の基幹作物について知ってもらおうと、JAあまみ青壮年部知名支部(根釜和行支部長)による「花の島沖永良部フラワースクール」が7日、知名町立下平川小学校(林賢介校長)であり、1~3年生の児童34人がユリの球根の植え付け作業を行った。

 同支部は、役場と連携して町内の小中学校で花育や食育に関する取り組みを実施している。

 平英行副支部長(45)ら支部メンバーのほか、JAあまみ知名事業本部女性部のメンバーや町・県の職員など合計10人ほどが学校を訪れ、子どもたちと一緒に鉢やプランターにテッポウユリの球根を植え付けた。来年4月ごろ開花するという。

 このほか、島で栽培されている花の種類についてミニ講話もあった。

 神奈川県から転校してきた2年生の橋元湊さん(7)は「(沖永良部が)花の島だと知
らなかった。球根からきれいな花が咲いてほしい」と話した。

 平英行副支部長(45)は「沖永良部の花は、島の魅力でもある。植え付け体験を通して、『花の島』であることを子どもたちに伝えていきたい」と語った。