徳之島町に電動車いす5台

徳之島町新庁舎(建設整備中)の業務開始で、電動車いす5台を贈った地元保険業界の関係者ら=14日、同町役場

「住民に優しい町に」
保険代理業3社

 【徳之島】徳之島で支店を含む保険代理店業を営む3社は合同で14日、徳之島町役場新庁舎の供用開始を記念して高齢者や障がい者用に最新の電動車いす計5台(目録)を贈呈。高齢者や障がい者ら住民に優しい町づくりに期待を寄せた。

 同3社は、▽㈱ゆいわーく(本社・東京都杉並区、吉本英代代表取締役=徳之島町出身)をはじめ▽㈲盛保険事務所(本社・同町亀津、盛勇樹代表取締役)▽奄美産商㈱(本社・奄美市、萩原悦子代表取締役)。ゆいわーくについては昨年10月、奄美市役所新庁舎の完成も記念して単独で贈っている。

 徳之島町新庁舎であった贈呈式には3社の代表(奄美産商は宮上正記常務)など関係者6人、町当局からは高岡秀規町長らが出席。ゆいわーく代表取締役の吉本さん(65)は代表あいさつで「運転免許を返納された高齢者や、障がいを持つ方々の移動手段などに活用。町の掲げる『住民に優しい町づくり』に協力したい」。ちなみに1台当たり価格は約50万円。初年度の今回は2台を持参。次年度以降は1台ずつ計5台を贈る目録を手渡した。

 高岡町長は「保険業界の皆さんの理念を感じた。亀津中校舎へのエレベーター設置など本町も障がい者(児)対策に力を入れている。(障がいを抱える)『フーグァ(福の子)』を大事にすることで、みんなが幸せになれる」などと感謝を述べた。

 善意の電動車いすは庁舎内での一般利用に限定せず、申し込み制による庁舎外への一時貸出しも検討する方針だ。