奄美出身の榮さんミセスジャパン大阪大会で3位

帝国ホテル大阪エンパイアルームでの授賞式から=円内は大会公式のTシャツの榮さん(提供写真)
公式ユーチューブの榮さんには海外からも多くのコメントが寄せられた(提供写真)

18日の日本大会へ抱負

【東京】奄美出身で大阪在住の榮百々代さんが、人生経験を通じた女性の内外面の美しさを競う「ミセスジャパン(正式名称=MRS.JAPANPAGENT◯R)大阪大会」で見事3位に入賞した。18日、港区で開催される日本大会へ大阪代表として出場する。大舞台を前に抱負を聞いた。

「ミセスジャパン大阪大会」は8月29日に、帝国ホテル大阪エンパイアルームで開催された。榮さんは、クラシックミセス部門(46歳以上)で3位に。そして大阪代表の一人となった。

榮さんが大阪市で経営する奄美料理店「美ら島真心」を、昨年の出場者が偶然訪れ、勧められたことがきっかけだった。

「公式レッスンで14㌢のハイヒールでのウオーキングなど、初めてのことが多く苦労しました。でも自分の新しい一面を発見できたようで、新鮮でした。多くの仲間もでき、大阪代表としてさらに挑戦できるのはうれしいですね」と大阪大会を喜びで振り返った。 

舞台上ではそれぞれ、30秒間スピーチがあった。「ルーツが奄美大島であることを、一番強くアピールしました。ブルー一色のドレスで奄美の空と海を表現。大切に思っている『結の心』について話しました」という。

18日の日本大会でも「同じ奄美ブルーのドレスで、堂々と闊歩しますよ」と意気込んでいる。

榮さんは、料理店代表の一方で、奄美民謡の唄者として三味線教室も開いている。「スピーチで奄美の自然やシマ唄などの伝統、島の人の素晴らしさを全国へ伝えたいと思います。そのうえで入賞目指して頑張ります」と華やかなステージを見据えていた。

2022年ミセスジャパンの日本代表を選出する日本大会は、港区白金台1―1の「八芳園白鳳館」を舞台に行われる。