堂免さん(喜界小6年)が最優秀賞

最優秀賞に輝いた堂免さんの作品

アリモドキゾウムシ根絶ポスターコン
入賞者決まる

 2022年度「アリモドキゾウムシ根絶ポスターコンクール」の入賞者が決まり1日、発表した。最優秀賞には、喜界島をジグソーパズルに見立て、鮮やかな色彩で「アリモドキゾウムシからイモを守ろう」と訴えた堂免華穂さん(喜界小6年)の作品が選ばれた。

 喜界町や県大島支庁、関係団体らでつくる喜界地区アリモドキゾウムシ防除対策協議会が主催。コンクールは、アリモドキゾウムシ早期根絶の啓発と防除への協力推進を目的に2005年に始まり、今年で18回目を迎えた。

 作品は小学生を対象に、喜界小48点、早町小18点の計66点の応募があった。10月19日に喜界町役場で審査し、最優秀賞1点、優秀賞4点、奨励賞8点を選んだ。

 最優秀賞の堂免さんは、いとこが遊んでいたジグソーパズルをヒントに、アリモドキゾウムシが寄生するサツマイモも島の大切なピースであることを表現した。絵では島が立体的になるよう緑の濃淡でぬり分け、見やすくなるよう明るい色遣いにもこだわった。初受賞の堂免さんは「最優秀賞でうれしかった」と喜び、「たくさんのサツマイモを守ってほしい」と願った。

 1日は同町長室で表彰式があった。入賞作品は11日まで同町役場玄関ホールに展示する。

 その他の入賞者は次の通り(敬称略)。

 【優秀賞】▽喜界小 盛澤さく(5年)、岩下怜央奈(3年)▽早町小 荒本紗(6年)、富田航河(2年)

 【奨励賞】▽喜界小 吉川岳(6年)、吉田麗未(4年)、梅田光音(3年)、岡本胡桃(同)、小山香(2年)、澄江快飛(1年)▽早町小 芝山里真(5年)、有馬慶郷(4年)