面縄小が「優秀賞」「学校賞」

「かごしまの教育」県民週間・標語コンで「優秀賞」「学校賞」ダブル受賞=2日、面縄小(右端は原之園県教育委員)

「かごしまの教育」県民週間・標語コン
県教委が訪問伝達たたえる

【徳之島】「きんちょうも 力に変える 県民週間」―。県教育委員会の「地域が育む『かごしまの教育』県民週間」(今月1~7日)にちなんだポスター原画・標語コンクールの標語の部で、伊仙町立面縄小学校(実岡和江校長・児童数118人)の満重環子(わこ)さん(6年)が「優秀賞」。さらには全校ぐるみの作品も高評価を受け「学校賞」もダブル受賞。2日、県教育委員が訪問伝達してたたえた。

「かごしまの教育」県民週間を幅広く普及し、全県的な活動として推進するために毎年、県内小・中・高校および特別支援学校の児童生徒から作品募集している。今年度は「標語の部」には計490校(小学校376校・中学校114校)から計2290点の応募があった。

面縄小では今年度も1年生から6年生までの学校ぐるみで、俳句調の標語作品づくりに力を入れた。その結果、大島地区からは唯一、満重さんの作品(記事冒頭)が入賞(県内3人)。そして県内2校だけの「学校賞」(ほか姶良市立建昌小)にも輝いた。

原之園政治・県教育委員は伝達式で「多くの地域の人たちに見守られて、緊張しながらも頑張っている様子が、手に取るように分かった。満重さんのほかにも、たくさんの素晴らしい標語を応募した面縄小のみんなには、県内で2校だけの学校賞も贈ります。先生や地域の方々に支えられていることを忘れずに、これからも頑張って欲しい」とたたえた。

満重さんは「(学校開放で)自分が以前に思ったことを素直に表現。入賞するとは思っていなかった。学校全体が認められてうれしい」。児童代表で「学校賞」を受けた嶋田一輝君(6年生)も「みんなの作品が良くて、学校全体の賞もいただけてうれしいです」と喜んでいた。