和泊町文化の祭典

民謡や踊りで盛り上がった文化の祭典=和泊町=

民謡や踊りで楽しむ
17団体が出演

 【沖永良部】2022年度和泊町文化の祭典が3日、同町あかね文化ホールであり、民謡や琉球舞踊など町内で活動する17団体が日頃の練習の成果を発表した。

 イベントは、文化の日に合わせて毎年実施。町民吹奏楽団シーブルーの演奏を皮切りに、玉城芸能保存会による伝統芸能「港くり節」や民謡同好会による民謡「イチント節」などの演目が続いた。

 うるま音楽協会山下多賀子琉舞・太鼓研究所は、創作舞踊を披露。地謡に合わせてユニークな動きを見せる踊り手に、観客も拍手を送って喜んだ。

 出演した琉球舞踊玉城(たまぐすく)流玉扇会の大田愛溜さん(21)は「多くの人の前で踊るのは久しぶりだった。舞台で初めて踊る演目だったので緊張したが、最後まで踊り切れて良かった」と話した。