大野投手祝福の懸垂幕を設置

龍郷町役場庁舎に大野稼頭央投手のドラフト指名を祝福する懸垂幕を設置。竹田泰典町長(2列目中央)ら役場関係者が記念撮影

龍郷町役場庁舎の国道側に「ソフトバンク4位指名おめでとう」

「栄誉をたたえ、懸垂幕掲示」―。龍郷町と龍郷町教育委員会は、10月20日のプロ野球の新人選手選択(ドラフト)会議で福岡ソフトバンクホークスから4位指名を受けた、大島高校3年の大野稼頭央投手=同町戸口出身=を祝福する懸垂幕を4日午前9時すぎ、町役場庁舎国道側に設置した。

懸垂幕は縦7メートル、横90センチ。懸垂幕の上部と下部は、ソフトバンクのチームカラーの一つである黄色を採用、中央は白色。一番上に赤色の円形に「祝」の文字を配置。その下の右側に「福岡ソフトバンクホークス4位指名おめでとう!」、縦中央に「大野稼頭央投手(龍郷町戸口出身)」、左側に「龍郷町初のドラフト指名!更なるご活躍をお祈りします」の文字を配置した。

懸垂幕設置後、竹田泰典町長、碇山和宏教育長ら役場関係者15人が参加して記念撮影した。

竹田町長は「まずはおめでとうと言いたい。指名を受けたことは、町民のみならず奄美大島の住民全体が喜んでいるのではないか。大野投手は引き続き練習に励み、早く一軍に上がれるように努め、くれぐれもけがをしないようにしてほしい」「島の高校からドラフト指名を受ける事例が出てきた。(後輩の)子どもたちに大きな夢と希望を与えた」「大島高校野球部の監督をはじめ、関係した人々にもありがとう、おめでとうと言いたい。感謝している」などと述べた。