知名町新庁舎起工式

起工式で鎌入れを行う今井力夫町長=知名町=
新庁舎のイメージ図(知名町写真)

今井町長「脱カーボン社会の旗印に」

【沖永良部】知名町庁舎建設事業の起工式が7日、同町知名の建設地であり、町や議会、設計施行関係者ら60人が参加し、工事の安全を祈願した。

新庁舎は、同町文化ホールあしびの郷・ちなの北側に建設される。鉄筋コンクリート3階建て、延べ床面積は2821・76平方㍍。工期は2023年11月15日まで、24年4月以降の運用開始を予定している。

省エネ対策として、太陽光発電の導入に加え、自然の光と風を活用することで一次エネルギー消費量の削減を図る。

庁舎建設に伴う造成工事と道路改良工事が6月から始まっている。

事業費は庁舎本体が約17億6600万円、総事業費は約20億円。

起工式で鎌入れを行った今井力夫町長は「環境に配慮し、知名町の自然と風景にマッチした建物であることが大事。脱カーボン社会の旗印となる庁舎にしたい」と述べた。