30日まで浦上郵便局で「宇検村産」商品が販売される
30日まで、「ケンムンの館」出張販売
浦上郵便局で
宇検村湯湾の「ケンムンの館」が30日まで、奄美市名瀬の浦上郵便局(東洋一局長)で出張販売を行っている。同館で扱う地産品10種以上を展開。同館指定管理者の新元一文代表(52)は「宇検村には面白い地場産品が多い。これを機会に、ぜひ、その魅力を知っていただければ」と多くの来局を呼び掛けている。
同販売は、日本郵便による地域経済活性化に向けた取り組みの一つ。局内の空きスペースに商品棚を設置し、地元で生産された農作物などを中心に扱う無人販売。商品棚の横には入金箱が設置されている。
「オール宇検村産品!」とうたわれた今回の出張販売は、同村の名柄郵便局(谷村治夫局長)が「宇検村の品物を名瀬で紹介できないか」と同館に提案し実現。今月1日から始まった期間限定の販売だが、龍郷町、同市笠利町の利用客も多いという同局で「宇検村産品」が購入できるとあり、好評を得ている。
主な商品は次の通り。
▽宇検養殖産クルマエビを用いた「宇検村スパイスカレー」▽同村産タンカンを絞ったジュース「濃いに恋して100%」▽平田の養殖モズクを用いた「もずクッキー」―など。
東局長(53)は「浦上郵便局で、地元産以外の商品を扱うのは初めて。宇検村に足を運んでいただくきっかけになれば」と地域活性化へ期待を寄せた。