地区の威信をかけて盛り上がった綱引き競技
3年ぶり開催に1千人 秋晴れの下、競技で交流深める
【関西】関西徳州会(松元徳光会長)は6日、尼崎市の小田南公園で第72回「定期総会並びに大運動会」を開いた。3年ぶりの開催となった同会には出身者ら約1千人が来場。秋晴れの青空の元で汗を流しつつ、交流を深めた。
総会・大運動会には同会会員らのほか、大久保明伊仙町長、高岡秀規徳之島町長らも来賓として出席。松元会長はあいさつで、徳之島の世界自然遺産登録に触れ、「世界自然遺産の島として素晴らしい自然、動植物をいかに後世に残していくかを支援できるよう取り組んでいく」と決意を示した。
同会女性部による踊りの披露などのレクリエーションを経て、競技はスタート。▽関西天城町連合会▽関西伊仙町連合会▽徳之島町東天城連合会▽関西徳之島町郷土会―の4チームに分かれて実施。近隣の中学校の生徒らも参加し、競技に華を添える姿が見られた。徒競走や綱引きなどの定番競技で競い合い、選手らを応援する声援や太鼓の音が会場内に響き渡った、
綱引きや応援合戦・リレーでは地区の威信をかけて連合会対抗でしのぎを削り、東天城連合会が総合優勝を果たした。競技終了後は参加者総出で円をなしワイド節の踊りを披露。六調で会を締めくくった。
【総合順位】①関西東天城連合会49点②関西伊仙町連合会34点③関西徳之島町郷土会32点④関西天城町連合会30点