JALアスリート社員アカデミー始動で訪問

諏訪副市長を表敬した(手前右から)北口選手、土井選手、山本選手、戸邉選手らJALアスリートたち

北口榛花選手らが市表敬

陸上世界選手権の女子やり投げで日本人として初めての銅メダルを獲得した北口榛花選手ら、日本航空(JAL)に所属するアスリート社員4人は18日、奄美市役所を表敬訪問した。奄美大島を皮切りに全国を巡回する陸上教室「JALアスリートアカデミー」の始動に向けて、あいさつした。

JALのアスリート社員が各地を巡り、子どもたちにスポーツの楽しさを伝える社会貢献活動の一環で、JAC(日本エアコミューター)が主催。教室は、全国に先駆けて奄美でキックオフ。今回は北口選手のほか、走り高跳びの戸邉直人選手、短距離の土井杏南選手、三段跳びの山本凌雅選手の初来島の4人を講師に19・20日の2日間、デモンストレーションや競技の上達に向けたクリニックを開く。

市役所応接室では、諏訪哲郎副市長や職員が選手やJAC社員ら9人を出迎え歓談。スポーツ談議に花を咲かせた。

諏訪副市長は「(4人は)奄美の子どもたちも憧れの存在。頑張ってほしい」と激励。北口選手は教室のスタートに向けて「(スポーツは)楽しさがあるからこそ続けられる。走る、投げる、飛ぶことの本当の楽しさを子どもたちに伝えることができれば」と意気込みを語った。

教室は、19日午前が小学生、午後が中学生、20日は高校生を対象に奄美市の名瀬運動公園陸上競技場で行う(受付は終了)。