ティラノサウルスレースin奄美

ティラノサウルスの着ぐるみ姿で競技を楽しむ参加者たち(4日、奄美市名瀬・大浜海浜公園)

怪獣の着ぐるみで全力疾走
大浜海浜公園・約130人が参加

恐竜の着ぐるみを着て競争する「怪獣だらけのマヤマヤ運動会 ティラノサウルスレースin奄美」(Tレース実行委員会主催)が4日、奄美市名瀬の大浜海浜公園であった。島内外から約250人が来場し、うち約130人がレースに参加。大人から子どもまで、ティラノサウルスの着ぐるみをまとった参加者たちが全力疾走し、会場を大いに盛り上げた。

全国各地で開催されている米国発の話題のイベントで、鹿児島県では今回が初。SNSを通じ人気を集めており、この日も多くの島外の参加者たちが来場した。

レースは、2部に分けて開催。ラジオ体操で始まった各競技は、▽約30㍍のかけっこ▽綱引き▽玉入れ―など全て着ぐるみ姿で行われ、会場は大いに盛り上がった。

他には、じゃんけん大会、お菓子拾いなどがあった他、同公園の貝がらの形をしたステージ上に、写真コーナーも設置。複数のキッチンカーも出店され、参加者、観戦者ともに楽しめる様々なイベントが、レースとともに展開された。

同市名瀬浦上の重原爽人=あきと=ちゃん(4)は、父・大輔さん(39)に買ってもらったという怪獣の着ぐるみを着て参加。「レースは楽しかった」と笑顔を見せた。