大野投手が龍郷町役場訪問

龍郷町役場を訪問、竹田泰典町長(左)、職員、議員、町民から激励を受けた大野稼頭央投手(手前中央)

「頑張れ!応援しているよ」
職員、町民らが激励

 「頑張れ!応援しているよ」―。10月20日に行われたプロ野球の新人選手選択(ドラフト)会議で、福岡ソフトバンクホークスから4位指名を受けた大島高校3年の大野稼頭央投手=龍郷町戸口出身=が6日、龍郷町役場を訪問し、竹田泰典町長や職員、議会議員、町民ら大勢の出迎えを受け、大きな拍手を浴び、3束の花束が贈られ、激励を受けた。

 福岡ソフトバンクホークスのホームページなどによると、5日、福岡市内の会場で2023年度新入団選手発表記者会見があり、藤本博史監督、支配下選手6人、育成選手14人の計20人が会見に臨んだ。大野投手も会見に臨み、マイクを握って抱負を語った。大野投手は色紙に「全試合先発完投」と書き、背番号の「60」の文字も書かれている。

 6日午前9時すぎ、大野投手と両親が町役場を訪問すると、1階で待機していた大勢の役場職員らから大きな拍手が沸いた。大野投手は職員を前に「きのう入団会見が終わり、これからがスタートです。応援よろしくお願い致します」とあいさつした。

 町長室で竹田町長、前田豊成議長らと懇談した大野投手は「ソフトバンクの和田毅投手が目標。これまでの町や地域の人々の応援に感謝しており、今後も応援されるプロ野球選手を目指し、頑張りたい」などと述べた。

 続いて、広報紙に掲載するため、大野投手は大島紬に着替え、大島紬姿で開会した町議会の議場であいさつした。