サップ・サーフィン世界大会2部門で優勝した福田カポノ瑳介さんの勇姿(APP WORLD TOUR 画像提供)
サップ・サーフィンの18歳以下プロ・アマの世界選手権などで優勝し、表彰台に上がった福田カポノ瑳介さん=右から2人目=(APP WORLD TOUR 画像提供)
「初出場のAPP SUPサーフィン ワールドリーグで初優勝の栄冠に輝く」―。奄美市笠利町用安在住の福田カポノ瑳介さん(16)=高校1年=は11月19日から27日までスペインのグラン・カナリア島で開催されたサップ・サーフィンの世界大会「APP SUP Surf World Tour at Gran Canaria」の18歳以下プロ・アマの世界選手権で優勝した。また、オープンプロ・トライアルクラスでも優勝し、SUPサーフィンのプロ世界大会(2023年)への参加権を取得した。
福田さんは、日本の大会では11月に行われた「全日本スタンドアップパドルサーフィン選手権」で全日本2位入賞を果たした。今年11月28日付で、奄美市体育協会(会長・安田壮平市長)から優秀スポーツ選手の表彰を受けた。
福田さんは、今回の2部門での優勝について「早い時期に日本のジュニアで優勝して大人との試合に入ったが、体格の違う大人になかなか勝てず辛かったが、あきらめずに練習を続け、今回優勝することができてとてもうれしい」と喜びを語った。
福田カポノ瑳介さんは、笠利町用安でサーフショップを経営する福田和矢さん(60)=㈱Kazbo代表取締役=の長男。
7歳から本格的にサーフィンを始めた。世界大会へは今回が初の挑戦。
今後については「SUPサーフィンにとどまらず、ショートボード、フォイル、ウィンドサーフィン、カイトサーフィンというあらゆるマリンスポーツに長けたウォーターマンを目指します」と話し、意欲を示した。