街頭で交通安全キャンペーン

啓発チラシを配布する龍郷町商工会女性部員たち

「無事故でよい年を」龍郷町商工会女性部

龍郷町商工会女性部(興ほずみ部長、部員37人)は17日、年末年始の交通事故防止運動(10日~1月10日)に合わせ、街頭キャンペーンを龍郷町のビッグⅡ店舗前で開いた。同部員と奄美警察署員の12人が参加。部員らは店を訪れたドライバーらへ啓発チラシを手渡し、「無事故でよい年を」と呼び掛けた。

イベントは1982年に開始し、今年で40回目。同部1年の活動を締めくくる恒例行事として毎年取り組んでいる。

この日は、啓発チラシと乳酸菌飲料を200セット用意。啓発チラシでは「交通ルールを守って事故のない楽しい正月を迎えよう」と題し、▽シートベルトの着用▽飲酒運転は絶対やめよう▽(ライトの)早め点灯―などの順守を呼び掛けた。

そろいの法被を着た部員らは、買い物を終えた通行人らへ啓発チラシを配布した。「ゆっくり安全運転を」などと一人ひとりに声を掛け、交通事故防止へ注意を促した。

興部長は「今年も(コロナ禍など)いろいろあったけど、安全運転を心掛けながらよい年を迎えてほしい」と願った。

キャンペーン後は、同町赤尾木の障がい者支援施設「星の園」を訪問。部員らが集めたタオルと雑巾200セットを贈呈した。