3年ぶり与論かるた大会

カルタを取り合う子どもたち=17日、与論町=

小学生83人、方言に親しむ

 【沖永良部】第14回与論(ゆんぬ)カルタ大会(町子ども会育成連絡協議会、町教育委員会主催)が17日、与論町砂美地来館であった。新型コロナウイルス感染症の影響で3年ぶりの開催。町内の小学4~6年生83人が参加し、絵札を取り合いながら、ユンヌフトゥバ(与論方言)に親しんだ。

 大会は方言の継承と普及が目的。開会式で、大会会長の川畑こず枝さんは「与論方言は昔から伝えられている大切な言葉。カルタを使って弟、妹に楽しく教えてほしい」とあいさつした。

 1チーム3人計15チームがトーナメント戦で競った。大会の進行や審判は中学生27人が行った。

 子どもたちは、指先がぶつかるのも構わずに、46枚の絵札の中から1枚を瞬時に取り合った。

 優勝した古里子ども会(古里卍リベンジャーズ)の原田武蔵さん、川畑真央さん、関糸琉衣さんは「みんなで練習してきた。優勝できてとてもうれしい」と話した。

 結果は次の通り。

 ①古里子ども会(古里リベンジャーズ)②叶子ども会③立長1班子ども会(天才だ!!立長1班ワンダフル)