東京龍郷会

笑顔で集合写真に収まる参加者たち
久しぶりの総踊りで大盛況となった会場

新会長には泉信介さん
コロナ禍配慮して総会・懇親会

【東京】東京龍郷会(中原啓雄会長、中江政治幹事長)はこのほど、東京都千代田区で「第121期(2022年)東京龍郷会総会・懇親会」を開催した。感染対策に配慮し、参加者は通常より少ない約70人になったが、3年ぶりの懇談が和やかに交わされていた。新会長には、泉信介さんが選出された。

同会は、四谷の主婦会館プラザエフ(千代田区六番町15)で12月4日に開催されたもの。第一部・総会は郷土遥拝、萩原かおりさんの龍郷町町民歌斉唱、中原会長のあいさつに続いて、会計報告、監査報告がされた。役員改選で新会長には泉信介さんが選出され、抱負を語った。新幹事長には山田朋子さんが就任する。

中原会長は「次期役員にうまくバトンタッチできて満足」と振り返った。来賓として、東京奄美会・井上脩士会長があいさつ。「1月15日には、3年ぶりの東京奄美会賀詞交歓会もあります。これからは、共に本格的に活動をしていきましょう」と参加者に笑顔で語り掛けた。ほか、竹田泰典龍郷町長らが来賓の言葉を述べた。大江修造顧問による、東京龍郷会の誕生秘話などが紹介され、一部が閉会。

第二部は、大分大学名誉教授の田畑千秋さんが「奄美のことばと文化」と題して講演。参加者は聞き入っていた。その後、第三部の懇親会へ。和田純男顧問の乾杯に続いて、個人用にセットされた料理の食事タイムに。マスクをしたままの歓談に花を添えたのは、歌謡ショー。成瀬茉倫さん、森田美咲さんがシマ唄を披露すれば、三界稔さんの孫で歌手MAYURA∞三界さんが「島育ち」を熱唱。森田さんと「島のブルース」をコラボした。耳になじんだ曲に、参加者たちの表情も時間とともににこやかに。六調で最高潮となった会は、新納文信副会長の手締めで終了した。