帰省ラッシュ、29日ピーク

帰省や旅行客らで混雑する奄美空港の到着ロビー

奄美空港 Uターンは3日

年末年始を故郷や行楽地で過ごす人たちの帰省ラッシュが始まっている。今年はコロナ禍での行動制限のない3年ぶりの年末年始。奄美市笠利町の奄美空港到着ロビーでは28日、キャリーバックを引っ張る帰省客らが次々と降り立ち、出迎える家族や仲間の姿でにぎわった。下りのピークは29日。

同空港1階ロビーでは、午前11時50分の羽田発JAL659便が午後2時50分ごろに到着。出迎えた親族や友人、観光事業者らは「お帰りなさい」「お疲れさまです」などと声を掛け、ロビーへ出てくる帰省者やツアー客らへと駆け寄った。

千葉県の大学に通う同町出身の22歳男性は「2年ぶりの帰省。実家で過ごし友達と会う予定だが、コロナがまた流行ってきているので気を付ながら楽しみたい」と話していた。

JAL奄美営業所によると28日から1月5日までの予約数は21日現在、前年比2・1%減で推移。コロナ前の2019年との比較では、ほぼ9割まで回復しているという。

帰省する下りの予約率は29日をピークに、30日、31日も7割を超えている。Uターンとなる上りのピークは3日で80・0%。4日、5日も7割超となっている。