保岡宏武議員も参加

出席者に向かって語り掛ける保岡宏武議員。円内はDVDによる保岡興治さんからのメッセージ

東京後援会・役員忘年会

 【東京】「保岡興治先生を偲ぶ会」と併せて「保岡興治東京後援会役員忘年会」がこのほど、東京都港区赤坂で開催された。会には鹿児島、奄美の出身者ら約20人が参加した。また、保岡宏武衆院議員が顔を見せ、参加者らと懇談していた。

 同会は、保岡興治東京後援会(神戸冨吉会長)が主催、7日に故保岡興治さんが長年ひいきにしていた「赤坂シルビィー」(同区赤坂3―11―14、地下1階)で開催された。コロナ禍を考慮し、規模・時間が縮小されたもの。

 冒頭で、興治さんが生前書き残していた文章などをまとめたDVDが流された。46年間の政治家としての道程を振り返りつつ「みんなの喜ぶ顔が何よりの励みだった」と穏やかな表情が映し出された。「時代が求める政策に取り組む政治家がもっともっと増えていくことを期待する」の力強いメッセージが響くとフロアには、拍手が響いていた。神戸会長は「国のため奄美、鹿児島のためにしっかりと働いていただいた」としみじみと語った。

 会場には、会期中の臨時国会を縫って保岡宏武議員が訪れた。保岡議員は「各自治体が、再犯防止に取り組むべく、総務省と法務省をまたがるような質問もした」など、議員としての実績を説明。ユーモアも交えながら近況報告をした。司会進行・岩元章則顧問の「興治政治を継承する宏武議員を応援してほしい」の呼び掛けに出席者は拍手で応じていた。