地域おこし協力隊に三上さん

右から今井力夫町長、地域おこし協力隊に任命された三上大輔さん、フローラルホテルの中川陽一支配人=4日、知名町フローラルホテル=

フローラルホテルで商品開発など担当 知名町任命

【沖永良部】知名町は4日、地域おこし協力隊に大阪府出身で北海道札幌市から移住した三上大輔さん(61)を任命した。同町フローラルホテルの職員として、ふるさと納税返礼品の開発や情報発信に取り組む。協力隊は7人目。任期は最長3年間。

三上さんはこれまで、総合商社や新聞社などで勤務。商社時代は海外赴任の経験もあり、英語、スペイン語、ドイツ語が話せる。新聞社では、スポーツ・文化事業の企画運営や地場産原料を生かした健康食品などの商品開発に携わってきた。

スキューバダイビングや登山が趣味で、島暮らしへの憧れから地域おこし協力隊に応募した。

フローラルホテルで任命式があり、今井力夫町長は「三上さんの豊富な経験と地元スタッフの経験を融合させてフローラルホテルのステップアップに努めてほしい」と激励した。

三上さんは「沖永良部には手つかずの自然が残っている。私が持っているものを全て発揮して町のために役立ちたい」と語った。