小中学校で3学期スタート

教室ごとにリモートでの始業式が行われた名瀬小学校

リモートで新学期抱負発表

奄美群島の小中学校で10日、3学期の始業式が行われた。クリスマスや正月など、冬休みのイベントを満喫した児童・生徒らは元気に登校。久しぶりの友人との再会を喜び合い、新学期へ向けて気持ちを新たにした。

奄美市名瀬の名瀬小学校(上村英樹校長、児童329人)では、新型コロナウイルス感染症防止対策として、リモートによる始業式を実施。各教室でモニターを通した新年のあいさつが交わされ、児童代表の2人が新学期の目標を発表した。

上村校長は「3学期は短いが、1年を締めくくる大切な期間。各自目標を持って、干支のウサギのように飛躍する年にしてほしい」と画面越しの児童たちに呼び掛けた。

児童代表の東いとさん(3年1組)と越間柚妃さん(同2組)は、2学期に頑張ったことと3学期の抱負を発表。「かけっこを頑張った」「漢字と算数の問題をたくさん解きたい」と、それぞれ力強く宣言した。

始業式終了後、児童らは各教室と校舎内を清掃。すがすがしい気持ちで新学期がスタートした。

正月に高千穂神社で初詣をしたという山岡悠介君(3年)は、「3学期は縄跳び大会と、二桁のかけ算を頑張りたい。そして大好きな釣りをたくさんしたい」と新年の抱負を話した。