実業団陸上連合関係者が市長表敬

安田壮平市長(後列左から2人目)を表敬訪問した日本実業団陸上競技連合の強化委員長を務める福嶋正氏(前列中央)ら関係者

「いい練習できている」16日まで名瀬小湊地区で合宿

今月7日からの奄美市名瀬でのスポーツ合宿のため来島している「日本実業団陸上競技連合」関係者一行3人が11日、奄美市の安田壮平市長を表敬訪問し、奄美合宿の状況や参加選手、今年のマラソン大会などについて報告、懇談した。16日まで合宿を予定している。

市長応接室を訪問したのは、日本実業団陸上競技連合の強化委員長を務める福嶋正氏(富士通総監督)、同男子長距離マラソンブロック長の佐藤敏信氏(トヨタ自動車総監督)、東日本実業団陸上競技連盟事務局長の佐久間幸宏氏。

関係者によると、温暖な気候の奄美大島を冬季合宿地に選び、30年近く冬季合宿を続けている。

今回の合宿には同連合所属の実業団男子マラソン選手23人、スタッフ9人が参加。小湊地区の周回コース(5・2キロ)で練習を重ねている。関係者は「日によって練習距離は異なるが、早朝練習を含めて30キロ~60キロは走り込んでいる」と話した。

福嶋強化委員長らは「(小湊地区周回コースの)道路を整備してもらい、毎年、同じ内容でいい練習ができている」「寒いと選手のけがが心配され、温暖な奄美大島は練習に適している。周回コースは車も少なく、風も弱い」「(市教委)スポーツ推進課の協力、宿舎の食事もありがたい」などと練習環境の良さを評価していた。

福嶋強化委員長らは今年の各種マラソン大会、MGC(マラソングランドチャンピオンシップ)、駅伝大会などについて説明した。