DeNA奄美で春季キャンプ

サンデイズ奄美から花束が贈られた=今永投手(右)、仁志二軍監督(左)

安田市長らが歓迎セレモニー
今永投手ら34選手が始動

 横浜DeNAベイスターズB班の2023年春季キャンプが1日、奄美市名瀬の総合運動公園市民球場で始動した。練習開始前に同球場を横浜DeNAベイスターズ奄美市協賛会長の安田壮平市長や新川康枝大島支庁長、宿泊先となるサンデイズ奄美を運営する、竹山産業開発㈱竹山真之介代表取締役社長などが訪れ、歓迎セレモニーが行われた。

 同チームが奄美大島でキャンプを行うのは、2019年秋季キャンプ以来、3シーズンぶり。今回のキャンプでは、若手選手を中心とした、選手34人とコーチ、スタッフ40人の合計74人が参加。3月に開幕するWBC代表の今永昇太投手や鹿児島県出身の大和選手、宮﨑敏郎選手ら主力、ベテランも参加している。

 歓迎セレモニーで安田市長は「リーグ優勝、日本一へ、天候に恵まれ実り多く充実したキャンプになることを願う」と話し、「島人=しまんちゅ=の熱い思いが、チームの大きな力になることを信じ全力で応援する」と歓迎した。仁志敏久二軍監督は「ベイスターズの魅力を振りまきファンを増やせるよう努力する。奄美から選手たちは期待に応える活躍をするので応援して」とあいさつした。

 サンデイズ奄美から花束が贈られ、奄美市から近大クロマグロ25㌔、鹿児島県から黒牛20㌔とカンパチ3尾が激励品として贈呈された。

 キャンプは24日まで行われ、5、9、14、18、22日は休養日で、23日から宮崎県で行う練習試合メンバーは22日に宮崎に移動。奄美メンバーは24日に横浜に移動する。期間中の10日は安田市長による視察、11日には島内の小中学生を対象にした野球教室が開催される。