2区支部長に保岡氏

2区支部長に選出された保岡氏

「党勢拡大に全力尽くす」
自民県連推薦

 【鹿児島】自民党鹿児島県連の執行部常任委員会が5日、鹿児島市の県連本部であった。衆院鹿児島2区の支部長選出について話し合われ、保岡宏武氏の推薦が決まった。党本部による最終決定は10日頃になる見通し。保岡氏は「重い責任を感じる。党勢拡大に全力を尽くしたい」と意気込みを語った。

 会は冒頭以外非公開。森山裕県連会長と保岡氏が会見した。委員会では保岡氏の支部長選出について「様々な意見が出た」(森山氏)。2区の自民党県議の中には、現職で自民党入りを希望している三反園訓氏を推す声もあった。最終的には「九州比例で当選した現職であり、父・興治氏も奄美出身の国会議員であった」点を評価し、宏武氏の選出が決まった。

 2区支部長は次期衆院選の鹿児島2区公認候補となるのが通例だが「支部長と公認候補は手続きが別」と森山氏。公認候補の決め手は「勝てる候補である」ことに尽きるという。保岡氏には「確実に当選できるよう努力して欲しい」と注文をつけた。

 保岡氏は父・興治氏の地盤でもあった鹿児島1区で立候補した経緯があり、2区への「国替え」は初めて。昨年、2区での立候補を表明して以降、2区内で辻立ちやあいさつ回りなどを行ってきたが「まだまだ知名度が低い」と痛感したという。「自民党支援の方々と連携しながら支援の輪を広げていきたい」と語った。

 公認に関して「支部長=公認予定者であると認識しており、公認を得る努力をするのは当然のこと」とした上で「支部長になるということは自民党の看板を背負うということ。日々の活動にも重い責任がついてくる」と覚悟の言葉を口にしていた。

「引き続き奄美のため全力」
三反園衆院議員、活動徹底

 自民党の衆院鹿児島2区支部長に保岡宏武衆院議員(比例九州)の県連推薦が決定したが、鹿児島2区の現職、三反園訓衆院議員(無所属)は5日、奄美新聞の取材に「バッジを付け仕事をさせていただいていることに感謝している。離島の物価高の問題など引き続き奄美のため全力を尽くしていきたい」と述べ、これまでと変わりなく選挙区内活動を徹底する姿勢を強調した。

 三反園氏は「(自民党県連の)森山会長が『支部長と公認候補は手続きが別』と発言したと聞いている。こちらは自民党入りをお願いする立場」として次期衆院選に向けて、「勝てる候補者」を目指し同党公認に意欲をにじませた。

 三反園氏は「毎週のように奄美入りし、奄美をどうするかさまざまな人から意見を聞いている。国会議員として一生懸命奄美のためやっていく。現場で声を拾い政策として反映させ、奄美の発展のため汗をかいていきたい」と語った。