沖高商業科3年生11人「サニーボトル」活用

サニーボトルを使っている沖高商業科の3年生ら=先月20日、沖永良部高校=

お気に入りのジュースやフレーバーウォーターが入ったサニーボトル

ペットボトル減らしたい 環境問題に関心を

【沖永良部】沖永良部高校商業科の3年生11人が、水筒の代わりに使う「サニーボトル」を活用して、ペットボトルの削減に取り組んでいる。

メンバーは、校内で使用されるプラスチックの量を減らしたいと、昨年11月からサニーボトルを活用。校内にある自動販売機でのペットボトル飲料の購入を控え、代わりに果物やハーブなどを水に加えて作るフレーバーウォーターをボトルに入れて、学校へ持って来るようにした。

先月20日、商業科1~3年生の全生徒が出席した課題研究発表会で、サニーボトルを使った取り組みを報告。さらに、お気に入りのフレーバーウォーターをランキング形式で発表し、ドライマンゴーや島ミカン、ハイビスカス、コーヒー豆など10種類の材料で試作した結果、1位はドライマンゴーだったと紹介した。

メンバーの池山姫李さん(3年・18)は「フレーバーウォーターを自分で作ったり、商品化したりすれば、食品ロスが減り、ペットボトルの削減にもなる。この取り組みを通して、自分も周囲も環境問題に関心を持つようになった。これからもボトルを活用していきたい」と話した。