モチーフにクロウサギ「ご当地キティ」開発

クロウサギなどにハローキティをコラボ。伊仙町商工会「ご当地キティ」のぬいぐるみとお守り

開発・販売計画を報告した佐倉功一伊仙町商工会長(右)=16日、同町役場

伊仙町商工会 町活性化に期待

【徳之島】伊仙町商工会(佐倉功一会長)と同町商工スタンプ会(佐藤隆志会長)は、同商工会キャラクターと国の特別天然記念物アマミノクロウサギに、サンリオの「ハローキティ」などをコラボレーションさせた「ご当地キティ」商品を開発。16日、町当局に報告してお披露目。卒業記念に町出身の高校3年生にプレゼント。近く町内販売を始める。

各自治体や地域のご当地キャラクター製作コラボでもおなじみのサンリオ㈱(東京都)とタイアップして開発した商品は、▽ボールチェーン(BC)付のぬいぐるみマスコット(約9センチ×約7センチ大)と▽お守り(約5・5センチ×約3・7センチ)。デザインおよびキャラ・コラボは2種類ずつ計4種類。初回製作数は1500個ずつ。

特長として、BCぬいぐるみマスコットは、同町商工会オリジナルキャラ「いせんじい」と世界自然遺産の島のクロウサギ、サンリオのハローキティとマイメロディーがコラボ。お守りは「長寿と子宝祈願」(同町・義名山神社で祈とう済み)という。

町役場に大久保明町長らを訪ねた佐倉会長(57)は「スタンプ会と商工会会員で販売を始め、伊仙町のPRと活性化になれば」などと報告。同町長は「最高だ」などと目を細めた。次ぐ徳之島高では町出身の3年生全員32人を対象に「卒業後、都会で伊仙町のPR」も期待してぬいぐるみとお守りの2点セットをプレゼント。樟南二高の21人にも近く贈られる。

ちなみに価格はぬいぐるみマスコットが1350円、お守りは550円。町商工会と同スタンプ会会員事業所の町内のみで直販する。ふるさと納税返礼品化も検討する。