‘23県議選

71陣営が参加した立候補予定者説明会

奄美市2、大島郡区3陣営出席
立候補予定者説明会 「公正で明るい選挙を」

 【鹿児島】4月9日に投開票がある鹿児島県議会議員選挙の立候補予定者説明会が22日、鹿児島市の県青少年会館であった。21選挙区(定数51)に対して、71人の候補者予定者の陣営関係者が参加した。奄美市区(定数2)の2陣営、大島郡区(定数2)の3陣営関係者も出席した。

 説明会では、県選挙管理委員会の松下良成委員長が「県民にとって身近な地域の代表を決め、県政の方向性を決定づける大事な選挙」とした上で、4年前の投票率が44・38%と史上最低だったことの危機感を示し「投票率のアップを目指し、違反のない公正で明るい選挙を」と訴えた。

 この後、事務局から選挙の主要日程や、立候補の手続き、選挙運動についてなどの説明を受けた。郵便事業鹿児島支店からは選挙運動用通常はがきの取扱いについて、県警からは選挙運動用自動車や選挙違反取締についての説明があった。

 なお、奄美市区には元市議で新人の松山さおり氏(55)=自民=、元職の永井章義氏(65)=同=、大島郡区は自民現職の禧久伸一郎氏(66)と寿肇氏(49)、元会社員で新人の盛本学氏(56)が立候補を表明している。