天城小金管バンド

全国小学校管楽器合奏フェス九州大会へ。25日には定演も開く天城小金管バンドか(提供写真)

感動届ける演奏を
県代表九州大会へ 25日は定演も

 【徳之島】天城小学校金管バンド(中野桂子顧問、今田稟部長・部員18人)は、12月26日の2022年度「県小学生バンド演奏会」で県代表校の座を射止め、来月の全国小学校管楽器合奏フェスティバル九州大会に出場する。同ヒノキ舞台を前に25日には町防災センターで第33回定期演奏会も開く。

 同九州大会予選を兼ねた県小学生バンド演奏会(県小学校器楽合奏教育研究会主催)には、県内各地から計84校がエントリー。「宝山ホール」(鹿児島市)で3日間(11月19日27校、12月26日29校、同27日28校)に分けて発表・審査。県代表6校の推薦が決まった。 

 天城小金管バンドは「聴いてくれる人の心に響く演奏、心に残る音の表現」をモットーに日々の練習に取り組んだ。コロナ禍にあって13人(3~6年生)の少人数での「ルパン三世」と「ミックスナッツ」2曲の演奏となったが、見事県代表に選ばれた。

 6年生の今田部長(11)は「日ごろお世話になっている方々や、聴いてくださる方々に感動を届けるため、最高の演奏ができるように頑張りたい」。顧問の中野教諭は「感謝の気持ちを忘れずに、私たちらしく大舞台での演奏を楽しみたい」と九州大会への意気込みを語った。

 同九州大会は3月5日に熊本県立劇場(熊本市)。25日の定期演奏会は午後5時開場・5時半開演(入場無料)となっている。