投票用紙約133万枚発送

慎重に投票用紙を運び出す県選管の職員ら

「確実に市町村に届けて」 県選管

 【鹿児島】鹿児島県選挙管理委員会は9日、来月予定の県議会議員選挙の投票用紙を発送。県庁で出発式があった。

 投票用紙は県全体で約133万枚。このうち奄美群島は9万6800枚。出発式では県選管の久保英昭書記長が「投票用紙1枚1枚が、県民の政治に参加する大切な1票になる。取り扱いに注意して確実に市町村に届けてほしい」とあいさつした。県選管の職員らが厳重に封印され、各市町村別に仕分けられた投票用紙を、慎重に運び出していた。

 県議選は31日告示、4月9日投開票予定。現在のところ奄美市区(定数2)は元奄美市議で新人の松山さおり氏(55)=自民=、元職の永井章義氏(65)=同=、大島郡区(定数2)は自民現職の禧久伸一郎氏(66)と寿肇氏(49)、元会社員で新人の盛本学氏(56)が立候補を表明している。