「粉骨砕身、決意新たに」

支援者らと万歳三唱で再選を喜ぶ寿さん

県議選大島郡区 再選果たした寿さん
3本柱の公約訴え勝ち取る

自民現職として出馬した寿さんは、8520票を集め再選を果たした。「県政は農政にあり」「教育こそ奄美飛躍の力に」「子や孫に誇れる島づくりを」の3本柱の公約を訴え、2期目を勝ち取った。

伊仙町の事務所には、開票が始まる午後8時ごろから多くの支持者が集まり、事務所を埋め尽くした。同9時20分過ぎに「当確」の一報が入ると、会場には拍手と指笛(ハト)が響きわたり、一瞬にして歓喜の渦に包まれた。

支援者へのあいさつ回りなどを終え、午後7時過ぎから事務所で吉報を待ちわびた寿さんは、多くの支持者の拍手の中、「後援会や婦人部の支えのもと、選挙戦を走り抜くことができた」と支持者らに感謝し、「島の発展と恩返しのため、粉骨砕身、今日から決意を新たに頑張る」と2期目の決意を語った。ともに選挙戦を駆け抜けた支持者らと、万歳三唱で喜びをかみしめた。

後援会長の大久保明伊仙町長は「島や政治に対する思いが今回の結果につながった」とし、「(寿さんは)農政には間違いなく強い。少子化対策など行動力、発信力に期待する」と話した。

前徹志選対本部長(61)は「皆さんのおかげで再選できた」とし、「大久保町長と連携し、町と県のパイプ役となることを期待する」と語った。