松山、永井両氏に当選証書

緊張した面持ちで当選証書を受ける松山さおり氏

「女性県議連携」「奄振拡大を」
県議選奄美市区

 3月31日に告示され、定数2以上の立候補者がなく、4年前の前回と同様無投票となった県議会議員選挙奄美市区の当選証書付与式が10日、県大島支庁であった。自民党新人の松山さおり氏(56)、自民党元職の永井章義氏(66)=届け出順=ともに出席した。初当選の松山氏は緊張した面持ち、6期目の永井氏はリラックスした表情で当選証書を受け取った。

 松山氏は「選挙をするべきだという声が多かった。評価してもらうため、緊張感を持って4年間地域に尽くす。(今回の県議選は)女性が11人当選した。連携を図り、女性の声を届ける提言をしていきたい」「まずは離島の遠征費の補助に努める」と述べた。

 永井氏は「これまでの経験を生かして離島の課題にスピード感を持って取り組む。奄美群島振興交付金の拡大に努める」「アフターコロナに向け観光を柱とした地域振興に、市町村とともに広域で取り組む」と述べた。

 大島郡区(定数2)の当選証書付与式は12日、同所で行われる。