沖縄映画祭で奄美アピール

沖縄国際映画祭に登場したあまみ応援団メンバー(提供写真)

あまみ応援団がレッドカーペット
IMALUさんら紬姿で魅了

 総合エンターテインメントの祭典「島ぜんぶでおーきな祭・第15回沖縄国際映画祭」が15、16の両日、那覇市の国際通りなどであった。奄美群島の魅力を発信する「あまみ応援団」が今年もレッドカーペットに参加。東京と奄美大島で2拠点生活を送るタレントのIMALUさんらが大島紬姿で通りを練り歩き、観客やファンを魅了した。

 映画祭は2009年に開始。沖縄県内を舞台に、映画作品上映やステージイベント、アート展などを多彩に展開している。

 あまみ応援団は昨年に続いて2回目の参加。喜界島出身の原田尚樹団長や紬美人の金子きよらさんらのほか、今年はIMALUさんも泥染めの紬を羽織ってイベントを盛り上げた。

 15日は、県庁前のパレットくもじ前交通広場に奄美観光物産協会らがブースを出店しPRした。黒糖焼酎や粒みそといった特産品を販売し、観光パンフレットを配布した。

 16日は、俳優やお笑い芸人、41市町村の地元応援団らに続き、あまみ応援団がレッドカーペットに登場。歓声が飛び交うなか、紬の衣装などで奄美をアピールした。

 主催者によると2日間で約3万5千人が参加。原田団長は「金子さんやIMALUさんらにも協力いただき応援団を盛り上げていただいた。素晴らしい経験に感謝したい」と話した。