喜界島歌謡まつり

18人が自慢の歌声を披露した「喜界島奄美歌謡まつり」

自慢の歌声、18人熱唱
本選出場者6人決まる

 第17回奄美歌謡選手権大会の喜界島予選「喜界島奄美歌謡まつり」(ブックス銀座主催)が23日、同町体育館であった。町内の愛好家ら18人が奄美にちなんだ歌謡曲などを熱唱し、会場を埋め尽くした観客を魅了した。

 本選出場をかけた地区予選大会。30~70代の老若男女18人がステージに上がり、島の民謡や新民謡、奄美出身者が歌う曲で自慢ののどを披露した。

 会場には400人を超える観客が詰め掛け、出場する家族や仲間を応援。ステージでは往年の名曲や最新のヒット曲が次々と繰り出され、観客らはその歌声に酔いしれた。

 審査員選考と観客投票の結果、優秀者6人が決まった。さらなる審査の結果、『花』を歌った湾在住の井上貴喜さんがグランプリにあたる最優秀員に輝いた。

 6人は6月11日に奄美文化センターで開催する「第17回奄美歌謡選手権大会」(セントラル楽器主催)への出場権を得た。

 本選出場権獲得者は次の通り(敬称略)。

 【審査員選定】大塚フロリーナ(中里)『ルリカケス』、橋川茜(同)『アイツムギ』、加島謙志(嘉鈍)『住用ロマン』、井上貴喜(湾)『花』

 【観客投票】山本裕喜(湾)『喜界の海』、小林まゆみ(嘉鈍)『海峡未練』