最大9連休、29日からGW

群島各地でイベント目白押し
期間中、雲り多く序盤は雨も

 29日からゴールデンウィーク(GW)。今年のGWは7日までで最大9連休と休みが続く。群島内はイベントが目白押しで、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止していた催しも各地で復活。家族連れや観光客のにぎわいが戻りそうだ。

 期間中の海開きは、伊仙町(瀬田海海浜公園)と天城町(与名間海浜公園)が29日、喜界町は30日(スギラビーチ)に実施。29日は、徳之島町で恒例の黒砂糖祭(畦プリンスビーチ)も行われる。

 30日は、奄美市で奄美オーケストラのちびっこたちの演奏があり、宇検村では自然を巡る「ケンムンの森トレイル」(予約制)が実施。連休中盤の2~5日の4日間は、伊仙町の徳之島なくさみ館で恒例の闘牛大会も行われ、最終日5日は横綱らが激突するほか、かりゆし58LIVEも併せて行う。

 5日の「子どもの日」は、奄美パークで「わらべシマ唄大会」、奄美少年自然の家で「ハアサキこどもの日フェスタ」などが開催。6日以降は催しが落ち着く。

 奄美群島発着のJALの予約状況は、コロナ禍前の2019年と比べて84%まで回復(21日現在)した。街ではレンタカーの往来がみられ、行楽地では観光客を見かける機会も増えそうだ。

 鹿児島地方気象台の1週間予報によると、期間中は前線などの影響で雲りの多い日が続く。序盤は湿った空気の影響で雨の降る所もあり、中盤にかけては高気圧に覆われ、晴れ間の見える所もある。気温は前半が平年並みか低く、4日以降は平年より高い見通し。29~4日までの最高気温予想は23~27度で、最低気温は15~21度と予想している。