GW初日に天城、伊仙両町海びらき

4年ぶり復活し、家族連れでにぎわった「潮干狩り」イベント=29日午前、天城町与名間

イベントも復活 潮干狩りや宝さがし

【徳之島】大型連休(GW)初日の29日午前、天城町与名間海浜公園(ヨナマビーチ)の「2023夏一番海びらき」と、伊仙町瀬田海海浜公園の「海びらき」(各町主催)があった。曇りベースのあいにくの空模様となったが、家族連れが訪れ、「潮干狩り」(天城町)やお菓子の「宝さがし」(伊仙町)など3年ぶりのイベントを楽しんだ。

与名間海浜公園ではプールやマリンレジャー器材などB&G海洋センター艇庫開きも併催。安全祈願の神事には関係者約50人が参加し、水泳クラブの青少年らも交えテープカット。徳之島観光連盟の協力で波打ち際に事前放流されたアサリ貝の潮干狩りには、待ちわびた家族連れなど約200人が熊手やバケツを手に繰り出して楽しんだ。

伊仙町瀬田海海浜公園でも関係機関・団体の代表らが参加してシーズン中の安全を祈願。地区消防組合職員らを講師に人工心肺蘇生など水難救助訓練も。砂浜に埋められた菓子袋を掘り当てる「宝さがし」にちびっ子らの歓声が響きわたった。

同海水浴場はサンゴ礁リーフを人工的に開削した海水プールが特徴。与名間ビーチ同様にバースハウスや休憩施設が整備されている。