レクで家族の歓声や笑い声

大人気のペットボトルロケット飛ばしには70~80人の親子らが列に並んでいた

 

奄美市 5年ぶり「子ども大会」

 

 身の回りのものを活用した遊びや創作活動を楽しむ「第42回奄美市子ども大会」(市子ども会育成連合会主催)が30日、同市の名瀬運動公園であった。新型コロナウイルスの影響で5年ぶりの開催で、市内外から大勢の家族が参加。子どもたちは一つでも多くのレクリエーションを楽しもうと会場を駆け巡った。

 今年は「奄美群島日本復帰70周年記念」と銘打ち実施。村田達治教育長は「体を動かす楽しさ、学びを通して交流を深めてほしい」とあいさつした。

 会場では、ニュースポーツ体験、目指せ!ホールインワン、エア遊具など5種目のレクリエーションを用意。子どもたちはラリー用のスタンプカードを手に会場を回った。

 ペットボトルロケット飛ばしでは、水を勢いよく噴射させて空高く飛ぶロケットに大きな声を上げた。ニュースポーツ体験では、ディスクで的を狙う「ディスゲッター」や目標物にボールを近づけて得点を争う「ペタンク」など、多彩なプログラムに親子で挑戦。最後は、手作りの紙円盤で飛距離を競い合う全員参加の「フリスビー大会」などもあり、会場には歓声や笑い声が絶えまなく響いていた。

 家族4人で来た柳澤国直ちゃん(4)はスーパーボールすくいをで3個ゲットしたが「(ポイが)破れてクソーってなった」と悔しがった。父親と来た藤田美咲ちゃん(5)はペットボトルロケットで「きょう一番飛んだって言ってくれた」と喜んでいた。