7日に「第40回アマンディ市」

笠利町節田 20周年記念多彩な催し
「バニラビーンズ」の苗も

 奄美市笠利町の節田地区村づくり推進委員会(奥輝人会長)主催の「第40回アマンディ市」が、ゴールデンウィーク(GW)最終日の7日、同地区にある市ひと・もの交流プラザ(味の郷かさり)内広場である。GW、年末12月の年2回開催してきたが、新型コロナ禍により2019年12月以来4年ぶりで、初開催から20周年を迎えるのを記念し多彩なイベントを準備している。

 午前9時~午後3時まで。有機栽培の地場産野菜、観葉植物、切り花の即売のほか、今回、同町で「バニラビーンズ」(ラン科に属するつる性植物)の生産が行われていることから、20本限定で苗も並ぶ。

 ケータリング方式で料理を提供するフードコーナー、フリーマーケット(当日参加も受け付け)、ライブステージ(アマンディ太鼓、シマ唄、フォークソング・バンド演奏)と盛りだくさん。また、20周年記念では珍しい石臼=いしうす=を使用しての手作りミキ体験、スターチスなどの切り花を使い、ちぎり絵のように文字を作る「おめでとう20周年フラワーボード」作りも予定している。

 開催に向けて準備に取り組む有機野菜栽培の楠田哲さん(54)、バニラビーンズ生産に挑戦する林晋太郎さん(35)は「GW最後の日、第40回そして20周年記念のアマンディ市を楽しんで」と来場を呼び掛けている=写真=。問い合わせは楠田さん電話090・7984・1226、栄友一さん090・6774・8499まで。