おしゃれに楽しく黒糖焼酎

各蔵の黒糖焼酎を生かした特性カクテルが振る舞われた(9日、奄美観光ホテル)

約60人が参加した「第2回月ぬきゅらさ~や Ⅰ LOVE シマ」(9日、奄美観光ホテル)

第2回月ぬきゅらさ~や
女性限定イベントに60人参加

女性限定の黒糖焼酎、島料理を楽しむイベント、第2回「月ぬきゅらさ~や ~Ⅰ LOVE シマ~」が「黒糖焼酎の日」の9日夜、奄美市名瀬の奄美観光ホテルで催された。会場では黒糖焼酎の特製カクテル、シマの食材を使ったコース料理を提供。約60人の参加者たちは、お酒、島料理とともに、楽しく「おしゃれ」なひとときを過ごした。

主催は、昨年5月に発足した「奄美黒糖焼酎女子倶楽部」(渡悦美部長、会員18人)。会員は、県酒造組合奄美支部の蔵元、各行政の管理栄養士などでいずれも女性。「黒糖焼酎・奄美の食・健康」をテーマに、「新しい」「おしゃれ」な飲み方を提案。イベント名は、夏目漱石が訳したとされる「月がきれいですね」(Ⅰ love You)が由来。昨年11月の開催に続き2回目。

この日は、黒糖焼酎のブースが設けられ、コーラやチャイ、ミントなど特製レシピによる約10種類のカクテルを用意。コース料理では、青果物、魚介類、島豚など33種類の「シマの食材」によるメニューを提供した。カツオのカルパッチョ、赤ウルメのオーブン焼き、古代米リゾットなど、健康・美容効果も期待できる全8品が振る舞われた。

ほかにもイベントでは、黒糖焼酎の魅力をテーマにしたトークショーや「休肝日」を提唱する「適正飲酒」を紹介。地元ミュージシャンによるミニコンサートも開催され、会場を大いに盛り上げた。

同市名瀬から友人たちと参加した川元さつきさんは「いろいろな蔵元の黒糖焼酎を味わえ、島の食材を生かした料理が豊富。女性同士、おしゃれをしながら、気兼ねなくお酒を飲めて楽しい」と笑顔で話した。

渡部長は「皆さんの笑顔が見られて本当に良かった。今後、3回、4回と継続することが大事。頑張って続けていきたい」と述べ、万歳三唱でイベントを締めた。