子どもたちの通学路でもある国道58号線沿いで交通安全を呼び掛けた(12日、住用総合支所前)
奄美署・母の会住用支部など国道沿いで啓発
春の運動キャンペーン
春の交通安全運動(11日~20日)にあわせ、奄美市住用町の市住用総合支所前の国道58号線沿いで12日、ドライバーに交通安全を啓発するチラシやキャンディなど配布する「あめ玉キャンペーン」があった。奄美署、住用地域交通安全推進協議会のほか、地元婦人会による交通安全母の会住用支部など約20人が参加。「飲酒運転根絶」「あおり運転などは交通違反です」などと書かれたのぼりとともに、交通事故防止が呼び掛けられた。
毎年春、秋、年末の年3回、子どもたちの通学路でもある同国道沿いで行われている運動。各ドライバーに、県のスローガン「横断は しっかりよく見て 確かめて」など書かれた広報チラシとキャンディなど、計80セットを配布。参加者たちからは、「安全運転に気を付けて、きょう一日楽しくお過ごしください」と丁寧な声掛けがされた。
同支部長、都八代美さん(59)は「母の会として、毎月一度土曜日、キャンペーン期間中は毎朝、立哨についている。住用町から少しでも事故が減ってくれれば」と話した。
奄美署によると11日現在(速報値)の管内事故発生件数は、人身事故は前年同日比7件増の19件、物損事故が同73件増の385件。奄美市では、人身事故は前年同日比4件増の12件で、増加傾向にある。