東京住用会

笑顔でフラダンスにチャレンジする来賓ら


総踊り「六調」で盛り上がった会場

4年ぶりに島口飛び交う
総会・敬老会・懇親会

 【東京】東京住用会(達野健一会長、松丸利信幹事長)はこのほど、東京都千代田区の主婦会館で2023年(第95回)東京住用会総会・敬老会・懇親会を開いた。来賓、合わせ約90人が参加。島口が飛び交う、にぎやかな会となっていた。

 郷土遥拝の後、遠藤浩一青年部長の司会で始まった総会があったのは7日。第1部で達野会長は「4年ぶりに開催できて、ほっとしている。ゆっくりと楽しんでほしい」と参加者に感謝しながら語り掛けた。会務報告、会計報告などが順調に終了。その後、前会長の野沢有得顧問らに、感謝状が贈呈された。来賓の紹介に続いて、東京奄美会・井上脩士会長があいさつした。奄美市住用総合支所・平田博行事務所長は、安田壮平奄美市長のメッセージを代読した上で「来場者が10万人を突破した『世界遺産センター』の、5年後10年後を見据えた取り組みが必要だ」など、市の状況を報告した。また、前東京住用会幹事長で現在、奄美市議会議員の和田霜折さんの祝電が紹介された。

 第2部は「しまらっきょ」こと久原卓也さんの司会で懇親会へ。「朝花」でスタートした演芸では、瀬戸内町出身の兄弟デュオによるライブ、住用会女性部ほかによる踊りなどが次々と披露され、盛んな拍手が送られていた。ほか、小泉留三子さん、古谷みゆきさんらが指導してのフラがあった。衣装をまとった来賓らが笑顔でダンスに挑戦して、ステージをいっそう盛り上げていた。

 参加者たちは、手作りの煮物や黒糖焼酎を堪能。古里を思い出すよう、島口を交わしながら総会を楽しんでいた。その後、総踊りの興奮冷めやらぬなか、住誠一郎顧問の万歳三唱で閉幕した。