喜界町認定・担い手農連協総会

新年度の活動計画などを承認した喜界町認定・担い手農業者連絡協議会

物価高騰、連携し対応

喜界町認定・担い手農業者連絡協議会(高岡清信会長)の2023年度総会が31日、喜界町湾の集宴施設であった。新年度活動計画など3議案を承認。農業経営を直撃する肥料や燃油、資材の物価高騰対策などに、会員や関係機関が連携して取り組むことを誓った。

対面による総会は3年ぶり。会は、経営改善に取り組むやる気や能力のある農業者を自治体が認める認定農業者などで構成し、会員約100人が所属している。

高岡会長はあいさつで物価高騰や後継者の課題に触れ、「少しでも歯止めを掛けなければならない。相互に協力し先人の知恵や技術を次の世代に受け継いでいこう」と呼び掛けた。

新年度活動計画では、コロナ禍で中止していた勉強会や先進地視察の再開、新規会員獲得に向けた活動推進などを承認。重点項目には長期化も見込まれる物価高騰対策を掲げ、一致団結して対応していくことを決めた。

役員改選では、高岡会長ら役員を再任。任期は2年。会後は交流会で親睦を深め合った。