関東徳州会 総会・懇親会を開催

参加者に紹介される役員たち。左から6人目が岡村会長


総踊り「六調」で盛り上がった会場。三界さんも思わず笑顔に

4年ぶりに島口飛び交う

 【東京】関東徳州会(岡村隆文会長、宮原たつ子幹事長)はこのほど、「第77回関東徳州会総会・懇親会」を品川区の総合区民会館きゅりあんで開いた。来賓、合わせ約220人でにぎわった。参加者たちは、島口を笑顔で交わしながら4年ぶりの交流を堪能していた。

 郷土遥拝、徳之島小唄斉唱の後、宮原幹事長の司会で第1部総会がスタート。第1部で岡村会長は「会員の交流と郷土の発展を」との会の目的を強調した上で「4年ぶりの交流を楽しんでほしい」と語った。また、徳之島のほか、名古屋、福島、群馬などから駆け付けたという参加者に感謝していた。

 役員紹介、会務報告、会計報告などが順調に終了。来賓を代表して大久保明伊仙町長が登壇。犬田布岬にある、特攻艦隊戦士慰霊塔を「文化的、芸術的価値がある」としながら「修復工事のためのクラウドファンディングに挑戦したい」と協力を呼び掛けた。

 ほか、里見隆治参院議員、東京奄美会・井上脩士会長が言葉を寄せた。保岡宏武衆院議員の代理として水村元彦秘書があいさつ。3代に渡る「保岡議員」と奄美との関わりなどを笑顔で紹介した。その後、松林純子顧問が総会を閉めた。

 第2部は、岡野為久青年部副部長の司会で懇親会へ。関初江さんの祝舞、平山徳廣顧問の乾杯で芸能・余興がスタート。井上弘樹さんがシマ唄を歌えば、小坂京子さんが華麗なマジックを披露。さらに、各町の女性部が競うように踊りを舞い、盛んな拍手が送られていた。MAYURA∞三界さん、久永さとみさんも熱唱し、ステージを盛り上げていた。参加者たちは、島口を交わしながら総会を楽しんでいた。その後、総踊りで大盛況となった会場は、稲村義雄相談役の万歳三唱で閉幕した。