関西住用会総会・敬老会

得意のマジック披露で会場を沸かせた小林会長

小林会長自らマジック披露も

 【関西】関西住用会(小林忠光会長)は4日、兵庫県尼崎市の小田南生涯学習プラザで第51回「総会並びに敬老会」を開いた。会員・来賓約100人が出席。芸能大会では小林会長によるマジックのほか会員らが祝唄や歌謡曲の披露。2019年以来4年ぶりに旧交を温めた。

 第一部の総会は郷土遥拝=ようはい=の後、開会。コロナ禍により総会が未開催となった昨年度に決定した新役員を紹介した。あいさつに登壇した小林会長は「これからも奄美大島、住用の魅力を多くの人に知ってもらい、住用が世界中の人に愛される場所となるように尽力していく」と決意を示した。

 来賓として出席した奄美市住用総合支所の平田博行事務所長は安田壮平奄美市長のあいさつを代読後、同町の概況を報告した。世界自然遺産センター(同町内)の来館者数が今年4月に10万人を突破したことを紹介。奄美大島自然保護協議会制作のリーフレットを配布し、「ご覧いただき、周りの人たちに奄美に来てもらえるよう声掛けしていただければ」と呼び掛けた。

 第二部の芸能大会は関西奄美芸能保存会顧問の森俊光さんによる祝唄で開幕した。歌謡曲に合わせて来場者が輪踊りする一幕も。また、“たぁ坊”としてマジックショーで高齢者施設での慰問活動などを行う小林会長がマジックで盛り上げ役を買って出た。

 このほか会場では関西奄美会が取り組む、世界自然遺産基金の募金呼び掛けも実施。敬老者の記念品贈呈等も行われた。