フル全部門トップは白畑さん(奄美市)

フル全部門のトップを飾った奄美市の白畑さん(2日、瀬戸内町古仁屋)

ハーフ、地元瀬戸内町の山畑兄弟
シーカヤックマラソン

 2023奄美シーカヤックマラソンIN加計呂麻大会は、フルマラソン10部門、ハーフマラソン7部門であり、フル全部門トップは、サーフスキー男子シングル、白畑瞬さん(38、奄美市)の2時間29分50秒。ハーフはシーカヤック男子タンデム、山畑篤海=あつみ=さん(26、瀬戸内町)、海勝=かいしょう=さん(24、同)の1時間22分9秒だった。

 開会式で大会会長の鎌田愛人町長が「4年ぶりの開催を皆さんとともに喜びたい。大島海峡の風、瀬戸内町民の心を感じ、それぞれの目標、ペースでゴールすることを願っている」とあいさつ。広島県から家族でオープン(3人艇)参加した鬼塚一夢さん(35)、妻の直美さん(48)、今大会最年少となる娘のそらさん(7)らが「大島海峡のきれいな海と豊かな自然に感謝しながら、頑張ってこぐことを誓います」と選手宣誓した。

 フル・ハーフ各コースに設置されたチェックポイントの一つ、加計呂麻島の渡連海岸では、集落住民らがおにぎり、バナナなど軽食、飲み物をボランティアで準備。太鼓(チヂン)で選手たちを応援する姿もあった。

 競技終了後、午後5時50分から後夜祭が開催され、表彰式のほかライブコンサートが行われた。