JAL 奄美空港で七夕飾り

願いを結んだササを前に、乗客に向けて七夕ソングを披露する赤木名幼稚園園児たち

 

 

短冊に願い、園児が合唱も

 

 

 日本航空(JAL)奄美空港所は7日、七夕イベント「短冊に願いを込めて」を奄美市笠利町の奄美空港で開いた。イベントには赤木名小学校附属幼稚園(中島朋子園長)の園児8人を招き、ササに願いを込めた短冊を飾り付けたり、童謡を合唱したりと、七夕ムードを盛り上げた。

 イベントはJALの全国恒例行事で、今夏は国内55空港、一部の海外空港で展開。奄美空港では、3日から搭乗手続きカウンターの横に七夕飾りを設置。利用者らが翼に願いを託していた。

 空港を訪れた園児たちは、「飛行機に乗りたい」「魔法が使えますように」「お姉ちゃん元気になって」などと願い事を書いて、短冊をササに結びつけていった。2階出発ロビーでは童謡「たなばたさま」など2曲を披露し、乗客をおもてなし。滑走路では、旅立つ機体に手を振りお見送りをした。

 同園年長組の松尾然ちゃん(6)は人気映画の主人公「ハリーポッターになりたい」と短冊に書いた。「(願いがかなえば)空を飛んで世界を旅したい」と夢を膨らませていた。

 JALによると、短冊は旧暦の7月7日に仙台市の大崎八幡宮に奉納する。